コンビニ店長から一転、携帯電話ショップに勤めた男

今日も携帯電話ショップの店先に立ち、最新端末の宣伝を声高らかに喧伝している永島英二(29)は元々コンビニ店長をしていた。彼はもともとコンビニの店員から店長まで登りつめ、23歳から勤め始めて今では店長をしている。店長をしていたときのことを彼はこう語る。

「とにかく学生バイトの代表格のようなものがコンビニですから、働きたいといって勤め始める学生やフリーターはたくさんいます。しかし彼らがずっと勤められるかどうかはまったくわからないので、いざ辞めたいと言った時にまたか、といつも落胆します。結局のところ育てても面倒を感じた瞬間に辞めていくので、求人を見て仕事をするのはいいけれど…、という感じでしたね」

渋い顔をして語る永島氏。そんな彼が携帯ショップに勤めたのはどういう経緯なのか。

「転職サイトを見ていて、携帯電話ショップとは書いていなかったんですが、そういう職場も含めた派遣企業が載っていたんです。少なくとも職が決まるまでは店を開けるわけにもいきませんし、登録だけでもしておこうと思ったら、登録した1週間後に連絡がきたんです。驚きました」

そして1週間後の面接に臨み、晴れて携帯電話ショップへの勤務が決まった。店の後輩に引き継ぎをして店を出た彼の仕事内容に関しては次に紹介したい。