谷島が極めたバーテンダーとは

谷島がこのバーテンダーを極めたと思った理由

私は、長年この仕事だけをしていこうと思っていました。ですが、ときの流れは怖いもので続けることが出来なくなってしまった時期がありました。それでも私はシェーカーを振ることを止めませんでした。毎日毎日シェーカーを振り続けました。そうする事である日分かったことがあるのです。シェーカーの中で氷がどういう感じで踊っているのか、をです。

極めるまで毎日行ってきたこと

毎日毎日シェーカーを振りました。水と氷で感覚だけを養いました。お客様に最高の一杯を提供したいが為にです。バーテンダーの仕事が出来なくてサラリーマンとして働いている時も毎日シェーカーを振り続けました。振らないと落ちつかないという分けではないのですが、寂しくなってしまうんです。

これ職業病だなと思うこと

会社の同僚とお酒を飲みに行っても他の人が飲んでいるカクテル等を見ればお酒の比重等を見ただけで考えてしまい味も想像して、私ならば「ブルキュラソーをもう2mg多く入れる」や「カクテルグラスの間口の広い物を使ってグレープフルーツをデコレーションカットして飾る」などを考えてしまう時は、これは病気だと本当に思ってしまいます。

この仕事をしている同志たちに言いたいこと

自分の空間にお客様を呼び込むのではなく、自分の空間にお客様の特別な空間を演出していきましょう。バーテンダーという職業をしている本物のバーテンダーはそれが出来るはずです