どこまでを警備するのでしょうか・戸賀 征太

安全点検だけが仕事ではありません
警備員と聞けばとろい人を考えるかも知れませんが、結構機敏な動きを要求されるのが警備員の仕事
でもあるのです。警備員の求人を給料だけで決めたのですが、中々ハードで吃驚しました。種類もいくつも
あり、それを選ぶのは頭脳である会社の事務の人である。故に事務の人の機嫌は常にとっておいて損はない
と話してくれたのは、この道10年を超える戸賀 征太さん(39)である。
警備の仕事は、教えてもらうこともあるけれど、基本的には一緒に同行した先輩の行動を全て盗むこと
から始まるのだと話してくれた。警備の種類もいくつかあるが、それも同行者の行動を見て覚える事から
始まるのだと話してくれた。その中でも、車の誘導時は、道路の他の車、歩道を通っている人や自転車
などに十二分に気を配る事が大切だと戸賀さんは教わったと話してくれた。

先輩の話を素直に聞いて覚える
どの仕事にも共通することだとは思いますが、私たちの仕事はミスをすれば大事故になり死と直結している
仕事なのである。だからこそ、簡単な仕事であっても最初が感じである。自信がある、無いに関わらず最初は
先輩がいう事を素直に聞いてから行動する事である。最初から、あの先輩は・・・転職してきたあの人からは・・・
と人を疑っている素直な心がない人には出来ない仕事なのである。命を預かる仕事を軽い気持ちではする事は
出来ないからである。