職人の中から私が選んだのは・西川 朱江

数ある職人の中でパンを選ぶ
小さい頃から、母と行くパン屋さんが好きでした。色とりどりのパンに、いくつもの甘い香りがする
パンは、夢の国の食べ物と思っていました。と、西川朱江さん(24)は話してくれた。
彼女は、販売員ではなくパン職人に憧れを持っていて、ゆくゆくはパン職人を目指している女性である。
職人になる気持ちはあったが、迷いもあり普通の大学に通ったが、パン屋の求人を見つけた時には直ぐに
応募したという。販売員と言っても朝が早い方のシフトだったので職人と会う時間が普通にあったようである。
アルバイトの度に職人の姿を見て確信したそうである。職人になりたいと

やはり自分の夢の道を選ぶ
販売員の様に、笑顔で対応が出来ないわけではない。だが、私がしたいのはパンを作る事である。7:00が
バイトの終了時間なのだが、その後や空いている時間等には職人さんからいろいろな情報を仕入れては、自分の
夢に近づけていった。自分の夢を親に話した時に言われたことは『1度、普通の会社で働いてから転職って形を
考える事は出来ないの』と言われたが、それは、無理である。1度は消しかけた私の思いに、バイトをする
ことで再点火した思いの火は消すことができない程になっていた。