自宅警備員から一転、働くことが好きになった男

関西某所の広告店で働いている弁阪 公平(24)は日々ある目標を持ってチームとして働いている。彼の仕事は主に文章作成や文章校正などである。彼はこの広告店の求人の話がある前はただの自宅警備員をしていた。朝6時半に寝て、夜6時に起きるという非常に怠惰な生活を送っていた。そんな彼が求人を見つけ、なぜ今それほどまでに情熱を持って働いているのか。

「この仕事に就く前は本当に日々をのんべんだらりと過ごすことしかしていませんでした。あまりにも怠惰な生活を送っていたため、求人を見つけるとか、または転職などという言葉は違う世界の言葉と思っていたんです。」

「しかしある時、そんな生活を送っていると一通のメールが来まして、この仕事をやってみないかというお誘いのメールでした。私はなんとなく、これが最後に仕事だと思い、今でははつらつと働いています。」

彼の職場ではよく転職という言葉が出てくる。しかし彼は転職などということは考えてはいないようだ。

「私は自分の仕事、文章作成や文章校正、またはこれから任されるであろう様々な仕事を淡々とこなしていくだけです。幸い自分を認めてくださるチームの方々もいらっしゃいますから、私は恵まれていると思います。」

次は彼にどのような文章を書いているかを聞いてみたい。