人を引き付ける文章を作るためには

関西某所の広告店で働いている弁阪 公平(24)は日夜文章作成を行っている。そんな彼に仕事として書く文章はどのようなイメージで書いているのかを聞いてみたい。

「基本的に常にネタ切れ状態で作っています。ネタを仕込んだら、次の日には引き出しがからっぽになっています。だから自分の言葉や、自分の感じ方に頼るしかありません。なぜならネタが尽きても、それに対して自分がどう思うかということに関しては、事実よりも沢山書くことがあるからです」

「文章を書く時はなるべく手を止めないようにしています。それは当然のことですが、ネタが切れている状態で手を止めないと、基本的に自分の感じたことが素直に手に現れます。例えば求人に関するネタを書いている時は、自分がこれまで求人というものに思っていたこと。転職に関してネタを書くなら、自分が経験したことのないことですから、基本的に転職に関してのネタを仕込んで、なるべく自分が転職するならどういったイメージで行動しているのかといった感じで書いています。」

彼はどうやらかなりイメージで文章を書いているらしい。イメージで文章を書いていて、事実と異なる事は無いのか。

「ないことを書かないようにするのは当然のことです。しかし事実だけを書いていても、それは人を引きつけません。それに対してどう思うのか。見ている人が少なからず共感することを自分の言葉にする。それを心がけます。まだまだ事実だけの文章で人を引き付けるスキルが自分にあるとは思っていません」

素直な気持ちと、人を引き付ける文章をどのように書くかということを追い求めている弁阪氏はこれからも引き出しをからっぽにしつつ文章を書いていくと語った。